「毒」がなくてはつまらない  「蜜」がなくては諭しめない  「骨」がなくては意味がない
「毒」がなくては詰まらない 「蜜」がなくては愉しめない 「骨」がなくては意味がない
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高知県馬路村農協元組合長 東谷 望史
〜ないないづくしからの逆転劇 

ごっくん馬路村の男。

著者/依光隆明
なにもない村で ユズに命を
懸けた男がおりました
●単行本
価格:1,500円 +税
ISBN: 978-4910805214
判型:四六判・並製・カバー付
頁数:288ページ

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書籍内容


高知県の山間に位置する、人口800人程の小さな馬路村。
この地でユズに命を懸け、村を一変させた男、馬路村農協前組合長 東谷望史。

全国にその名を広めたユズ飲料「ごっくん馬路村」やぽん酢しょうゆ「ゆずの村」の生みの親、東谷望史。彼はユズの商品化に絶え間ない挑戦と創意工夫を注ぎ込み、地域資源を最大限に活かすことで、多くの人に愛される高知が誇る代表的なユズ製品を生み出しました。

本書は、東谷氏が歩んだ道のりと、その背後にある情熱や創意工夫の数々を鮮明に描きます。彼の試行錯誤や経験から紡がれる言葉は、ビジネスや地域振興のヒントに満ち、多くの人にとって刺激となる内容です。

この物語を通じて、地域を愛し、挑戦し続けることの大切さを感じ、多くのインスピレーションを受け取ることができる一冊。 ぜひ、東谷氏の情熱と奇跡に触れてください。

●主人公:東谷望史
1952年高知県馬路村生まれ。1973年馬路村農協に入る。営農販売課兼営農指導員などを経て1983年営農販売課長。2001年常務理事になり、翌年専務理事、2006年組合長。ユズに活路を見つけ、ユズドリンク「ごっくん馬路村」などのヒット商品を世に出す。人口800人弱の村に生んだ雇用は約100人。朝日農業賞(1994年)、地域づくり総務大臣表彰大賞(2010年)など受賞歴多数。

●装丁:田上泰昭

著者紹介

構成/依光 隆明(よりみつ たかあき)

高知新聞で東京支社編集部長、社会部長を歴任。不正融資を暴く取材班代表として新聞協会賞を受賞。朝日新聞に移籍。「プロメテウスの罠」の取材班代表で再び新聞協会賞を受賞。早稲田大学招聘研究員、名古屋テレビ番組評価懇談会委員、法政大学大学院講師なども勤める。共著に『黒い陽炎―県闇融資究明の記録』(高知新聞)、『レクチャー現代ジャーナリズム』(早稲田大学)、『プロメテウスの罠』(学研)、『知の挑戦 本と新聞の大学Ⅰ』(集英社)他。2022年、朝日新聞を退社。現在、フリー記者。
目次
書評ほか
LEADERS NOTE
「毒」がなくては詰まらない 「蜜」がなくては愉しめない 「骨」がなくては意味がない