「毒」がなくてはつまらない  「蜜」がなくては諭しめない  「骨」がなくては意味がない
「毒」がなくては詰まらない 「蜜」がなくては愉しめない 「骨」がなくては意味がない
main_image

(電子書籍版)

なぜ日本は尖閣沖油田を開発していないのか?

著者/宮地英敏
宮地英敏・思索の旅-沖縄本土復帰編
価格:    600円 +税
頁数:   
判型:   
ISBN:   

一般書店のほか、以下のオンライン書店でも取り扱いがあります。

書籍内容

尖閣諸島。1960年代から1970年代初頭にかけて、巨大な海底油田があると大騒動が起きていた。しかし日本は、これまで尖閣沖の開発をしていない。なぜだろうか。従来、石油をめぐって台湾と中国が尖閣領有を宣言し、そこへの外交的な配慮がされたといわれてきた。ところが実は、本土復帰を前にした沖縄では、台湾や中国など気にせず、油田・ガス田開発を計画していた。佐藤栄作政権の合意も取りつけていた。その計画とは?そして、なぜ計画はストップしたのか?琉球政府、鉱業権者、地元財界、通産省、台湾、中国、石油メジャー、親台派、親中派らが交錯する、沖縄を舞台にした思索の旅。経済史の視点から尖閣沖油田を考察した、その先にあったものは何か!?

著者紹介

宮地 英敏(みやち・ひでとし)
1974年、岐阜県出身。東京大学文学部、同大学院経済学研究科、同助手を経て、現在は九州大学記録資料館准教授。専門は日本経済史。主な著作に『近代日本の陶磁器業』名古屋大学出版会、『軍港都市史研究5佐世保編』清文堂出版(共著)など

書評
LEADERS NOTE
「毒」がなくては詰まらない 「蜜」がなくては愉しめない 「骨」がなくては意味がない